失敗と向き合う4つのポイント

  • 2018.08.07 Tuesday
  • 20:31

 

 

 

IHが終了しましたね。

 

 


男女5000mWの結果を見ていきましょう。

 

 

 

男子

1 柳橋 和輝(3) 龍谷富山 21:11.94 

2 片岡 龍也(3) 滋賀学園 21:12.83

3 宮原 空哉(2) 鳥栖工 21:15.71  

4 村手 光樹(3) 上野 21:17.09  

5 鈴木 英司(3) 長野工 21:20.20  

6 石田 理人(2) 尼崎西 21:25.89  

7 荒川 尚輝(3) 上野 21:26.48  

8 小林 亮太(2) 東海大諏訪 21:37.67

 

女子

1 村上 藍(3) 尚絅 23:24.86  

2 落合 早峰(3) 東海大諏訪 23:35.09  

3 籔田 みのり(2) 県西宮 23:38.32  

4 池田 莉里花(3) 玉野光南 23:46.91  

5 源 有留(3) 倉敷翠松 23:56.13  

6 武藤 実(2) 佐賀清和 24:03.01  

7 矢内 萌木(2) 大和 24:04.58  

8 上森 佳代(3) 桜花学園 24:14.09 

 

 


近年と比較すると、予選・決勝、男女ともに 少しスローペースの展開になった模様ですね。

 

 


ただ、 IH前後で例年以上に気温が高かったことなどを考慮すると、 一概にタイムだけで今年はレベルが低いとは断定できません。

 

 


何よりIHの魅力はタイムより勝負にあると思っています。

 

 


特に、 IHは他のどの競歩の大会よりもラスト100mの判定がシビアであると感じています。

 

 


もちろん、 高校生選手がラスト勝負で一生懸命に頑張ってしまうことも考えられますが、それを考慮してもIHのラスト100mは厳しく、 1発失格がない年が珍しいほど、毎年、失格してしまう選手が後を絶ちません。

 

 


ゆえに、 IHのラスト100mほど気を付けなければいけないものはない、と言っても言い過ぎではないほど注意が必要だと思っています。

 

 


ちなみに私のIHでも、やはり何人かの選手が予選・決勝で一発失格を受けていました。

 

 

 

毎度IHの結果を見るたびに、ラスト勝負こそ、冷静さを失ってはいけないことの重要性を痛感させられます。

 

 

 

 

 

では、本日の記事です。

 

 

 

今日は私自身の「失敗との向き合い方」ついてお話ししたいと思います。

 

 

 

まず、陸上競技というのは基本的に個人競技であり、結果は「記録」という形で目に見えてしまうため、上手くいかなかったり、負けてしまえば基本的にすべて自分が悪い、ということになります。

 

 

 

なので、失敗したり、負けてしまった場合は基本的には自分の責任として受け止めなければなりません。

 

 

 

しかし、ただ結果をそのまま受け止めるのは、気持ち的にもダメージが大きく、下手すると陸上競技自体が嫌いになってしまう可能性もあるため、少し工夫が必要であるように思います。

 

 

 

私自身、陸上をしていて、「うまくいったな」と思える試合はそう多くありません。

 

 

 

そのため、失敗してしまった時の準備というか、失敗したときのメンタルのコントロール方法や失敗との上手い向き合い方を身に付けておくと、競技人生を長い目で見たときに非常に役に立ちます。

 

 

 

なので、今日は私の失敗との向き合い方と失敗に対する捉え方を4つのポイントに絞ってお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

ー最圓鬚靴燭海箸鮓絏しない

 

 

 

1つ目は失敗をしたことに対して「後悔をしない」ということです。失敗をしたときに反省をすることは重要です。しかし、振り返って後悔の思いばかりに囚われてしまうと、そればかりに目が行ってしまい、前に進めなくなってしまいます。

 

 

 

大切なのは、過去は変えられないものだと割り切って、これがダメなら次をどうするか?と考えることです。

 

 

 

「あーあの時もっと頑張っておけば良かった。」

「あの時もう少し頑張ればもっといいタイムが出たなー。」

 

 

 

というような声をよく聞きますが、はっきり言います。

 

 

 

そのタイム、その順位がその時のあなたの最大のパフォーマンスです。

 

 

 

あの時の自分は頑張っていなかったか?最善を尽くしていなかったか?ともう一度自分に問いかけてみてください。

 

 

 

例えば、テストで100点を取れると確信しているのに、わざと回答を変えて99点にしたりするでしょうか?

 

 

 

人というのは、その場その時で最善を選んでいます。変えられない過去を見て引きずるのではなく、常に最善かつ全力で頑張っている自分をきちんと受け入れて、次どうするか?という考えを持つべきです。

 

 

 

⊆最圓慮彊を探り続ける

 

 

 

そもそもなぜ失敗したのか?その原因を究明することです。

 

 

 

試合の結果と言うのはその場その日限りの一時的なものというより、 日頃の練習からきている場合がほとんどであると感じています。

 

 

 

試合の失敗はどこが上手くいっていなくて発生しているのか、 試合の前後も含めて、 日頃の練習や日常から疑ってみることが重要です。

 

 

 

私が失敗の原因として考える場合にまず疑うべきポイントとして、

 

 

・そもそもやり方が間違っていたのではないか?

・やり方自体は間違ってはいないが、継続力不足だったのではないか?

・トレーニングの量は少なくないか?逆に多すぎではないか?

・やり方は悪くないが自分の認識がズレているのではないか?

・一部の間違いが全体に大きな悪影響を与えてしまっていないか?

・知識不足による間違いだったのではないか?

 

 

など、様々な視点で失敗の原因に探りを入れるようにしています。

 

 

 

重要なのは、様々な視点から探りを入れつつ、正解であろうもの見つけ出し、それをより自分にあったものにアップデートし続けることです。

 

 

 

ここに私の大好きな名言を書いておきます。

 

 

 

私は失敗したことがない。

ただ、1万通りの、

うまく行かない方法を見つけただけだ。

       -トーマス・エジソン-

 

 

 

エジソンのようになるのは難しいかもしれませんが、失敗を単にネガティブなものというように捉えるのではなく、経験という意味でポジティブなものとして捉えられると、失敗は学びの機会になり、自己成長の糧とすることができます。

 

 

 

この失敗は自分自身の成長のために不可欠なプロセスだった」と思えるようになると、失敗に対して「良い失敗をできた」と感じられるようになります。

 

 


B荵絢圓量椶鮗擇蠅


 


自分の目や頭で考えるだけでなく、他人の目を借りてみることも大切です。

 

 

 

一度、自分の思い込みの中から出てみましょう。 自分が短所だと思っていたところが、他人から見ると意外と気にならなかったり、 自分では思いもよらないところに短所や失敗の原因が見つかったりすることがあります。

 

 

 

自分の考えだけに捉われすぎず、 他人の意見や目にも耳を傾けてみると新たな発見があることは少なくなく、いかに自分が固定観念の中で物事を考えていたか、ということに気が付かされます。

 

 

 

行き詰ったら、同じ競技の選手からアドバイスを受けるのも悪くありませんが、異なった種目の選手からのアドバイスを受けてみると意外な発見があったりするので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

ぅ瀬瓩覆發里魯瀬瓩世罰笋蠕擇辰討箸蠅△┐妻置する

 


 

△埜彊を究明し続ける、と書いておきながら、その全く反対のこともします。笑

 

 

 

しかし、これには条件があり、「最終手段」として最後までとっておくべきです。

 

 

 

どれだけ自分の中で最善を尽くしてもダメなときがあります。

 

 

 

ダメなときはダメだと割り切って一旦そこから離れることも、視野を広げるうえで非常に重要なことだと思っています。

 

 

 

一つのことに囚われすぎてしまうと、視野が狭くなり、問題解決能力が低下する上、メンタル的にもあまりよくありません。

 

 

 

どうしてもだめなときは、そこから一旦離れ、逃げてみることも悪くないと思います。

 

 

 

最終手段として「逃げる」という手を持っておくと、失敗をそんなに重く捉えなくてもいいんだという思いから、気持ち的にも余裕が生まれ、それが好調につながることもあります。

 

 

 

なので、私は本当にダメなときは完全に思考を停止し、そこから離れ、他のことをしたり、休むようにします。

 

 

 

ただもう一度言いますが、これは最終手段なので、頻繁に使っていると逃げ癖がついてしまうので使い過ぎないように気を付けて使うようにしてください。笑

 

 

 

以上、私なりの失敗との向き合い方を4つほど挙げさせていただきました。

 

 

 

また、競歩の場合、 試合から反省できる機会というのはそう多くありません。

 

 


というのも、 競歩種目は短距離走などと比較して、一試合の距離が長いことでそれなりの休養期間を必要とすることや、そもそも試合自体が開催されていないなどの理由から、1か月に何度も試合に出場できるものではありません。

 

 


ゆえに、練習時間以上に、試合をする時間・回数と言うのはさらに限られ、年間を通してそう何度も経験できるものではないことが分かります。

 

 


何を言いたいのかと言うと、この限られた試合回数の中で、より多くの経験と学びを得ることができる選手こそが より速く、より強くなれるということです。

 

 


もっと言うと、一回一回の練習で、より多くのことを学べる選手が強いということです。

 

 


これは、勉強、仕事でも同じだと思っています。

 

 

 

1回の試合から1つのことしか学べないようでは、他の人と差をつけ、勝利することは難しいです。

 

 

 

1回の試合から10、20と学び、経験を得られる選手というのが強くなる選手の特徴であると思いますし、実際にそうであると思います。

 

 


失敗からより多くの経験を得られる「失敗力」があなたを強くしてくれるはずです。

 

 

 

IHで思うようにいかなかった選手は、10月の国体、2月にはジュニア選抜もあります。

 

 

 

まだまだ諦めず、今から切り替え、次を見てどう動くかが重要です。

 

 


頑張っていきましょう。

 

 

 

では本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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日本選手権

  • 2018.02.18 Sunday
  • 21:51

JUGEMテーマ:競歩.ウォーキング.など

 

 

お久しぶりです。

 


今回は、自らの練習と仕事も含めて、色々と立て込んでいたということもあり、更新できずという状態でした。(毎回良い訳してますね笑)

 

 

本日は、日本選手権20kmWに出場しました。

 


高畠大会以来の大会出場であり、雪の影響で屋外での練習がほぼ積めていない状態ではありましたが、「20kmの練習」という位置付けで参加してきました。

 


結果は1:29:10で自己最低記録ながらも、目標ラップであった4分30秒/kmをクリアすることができ、それなりの満足感と手応えを得ることができました。

 


最近は、前回のブログでも書いたように、ジムでの筋力トレーニングをメインに、トレッドミルでのランニングを行なってみたりしています。

 


3週間ほど前の話ですが、仕事終わりの練習で、吹雪の中、60分のストロール(ランニングのjogのこと)を行なったところ、顔面が凍傷し、髪の毛とシューズが凍結しました。

 

 

↓その時の写真です。笑

 

 

 

さらには、家に入ろうとした時、靴紐が凍ってしまって解けない、という状態になってしまったので、雪の中では練習を行わないようになりました。(泣)

 


また、今回の日本選手権は、非常にハイレベルの大会となりました。

 


優勝した高橋選手、2番手の山西選手、次いで3番手の松永選手の3人が1時間17分台の超高速レース。

 


また、高橋選手は今大会で4連覇の模様。

 


レース中、私自身も見ていましたが、高橋選手と、山西選手のラスト一周の駆け引きはかなり白熱していました。

 


また、ジュニア男子10kmWでは、住所選手が大会新で優勝。2番手の鈴木選手も同じく大会新で、40分前半の高速レースを展開していました。

 


競歩界全体としてのレベルアップを実感するのと同時に、今後が非常に楽しみです。

 

 

私自身も上位のレースに関われたらとは思いますが、まずは自分のやるべきことをコツコツ続けていくことが最優先かなと思います。

 

 

しばらく更新が空いてしまいましたが、今言ったこと同様に、このブログもコツコツ続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

では本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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実業団合宿終了

  • 2017.09.04 Monday
  • 21:12

 

 

 

4日間の実業団合宿が終了しました。

 

 

 

一回一回の練習を、全力で取り組むことができた合宿だったと思います。

 

 

 

トップレベルの選手と共に合宿することで、非常に良い緊張感の中、練習を行うことができました。

 

 

 

今回の合宿で特に感じたことは、やはり、やっていることの質が高く、量が多いということ。

 

 

 

本練習(実際に歩く練習)はもちろんですが、それ以外の練習である、ストレッチやバランストレーニング、また、身体のケアの面でも高いレベルで行っていることを実感しました。

 

 

 

また、練習後、ビデオでフォームをフィードバックし、トップ選手のフォームをチェックしてみると、共通して支持脚のかかとが低く、

 

 

 

良いお尻の筋肉の使い方」をされているなぁと感じました。

 

 

 

自分一人や、所属しているチームのみで練習をしていると、他の人や他のチームが、「何を、どれくらい」行っているのか分かりません。

 

 

 

しかし、合宿などで同じ生活・練習をすることによって、他の人が「何を、どれくらい」行っているかを知ることができ、

 

 

 

また、そこから自分の行動や練習量の水準を確認することができます。

 

 

 

今回の合宿は、ほんの一部分でしかありませんが、それでも、トップ選手の強さの理由が、少し垣間見えたような気がしました。

 

 

 

今回、トップ選手の方々の雰囲気や生活に触れられたのは大きな学び・経験になったというのは言うまでもありません。

 

 

 

そして、自分の水準はまだまだ甘いなと、普段できていないことに気が付くことができ、もっと頑張ろうと刺激を受けることができました。

 

 

 

今後は、国体でベストパフォーマンスを発揮することを目標にしながら、今回の合宿で学んだことを、山形競歩などを通じて、還元していきたいなと思っています。

 

 

 

今回の合宿に参加されていた選手・スタッフ、そしてホテルシルバー志賀の方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 

 

 

最後は、私と荒井選手、そして荒井選手のドローンとのスリーショットで締めさせていただきたいと思います^^

 

 

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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競歩の情報量の少なさについて

  • 2017.04.30 Sunday
  • 18:11

JUGEMテーマ:競歩.ウォーキング.など

 

 

ブログを開設して明日で1週間になりますが、






非常に多くのアクセスをいただいております。(昨日は1日で700PV以上いただきました!)






読んでくれている方々、またツイッターやフェイスブックで拡散してくれている方々には






本当に感謝しています。






本当にうれしい限りでございます






私がこのブログを開設したきっかけというのも






競歩の情報があまりにも少ない、ということ。






私自身が競歩をはじめたばかりの高校生の頃は






いくらインターネットで検索しても






競歩の技術的な情報を発信している人や記事はほぼ皆無でした。






唯一の情報源は、わが師である今村文男氏が執筆されている、陸マガの競歩3分クリニックのみでした。






それを、かじるように何度も読み返したのを覚えています。






「なぜ、競歩は毎月掲載してくれないのか!」






と憤りを感じたこともありました。笑






それほどまでに、競歩に関する情報が少なかったということです。






また、記事を書くにあたって匿名で書こうかとも考えていましたが、






やはり、誰の情報かを確かなものにするため、名前を出して、出所のわかる情報を発信していこうと思いました。






なので、今後、恐らく叩かれることになると思います。笑






ですが、それを承知の上の覚悟で書いていますし、






逆に、叩けないくらい良いものを書くために






必死で勉強し、魂を込めて書いていこうとも思っています。






皆様に見て頂けることが記事を書くモチベーションになりますし






モチベーションが上がる分、良い記事を書こう!と気合いが入ります。






私自身、本当に文章力がないゆえ、






1つの記事を書き上げるのに1時間以上はかかってしまいます。






仕事、練習、家事などもあるため、正直結構ギリギリです。笑






ですが、こうやって皆さんに支持していただけることにとても感謝していますし、






これからもどんどん発信していきたいと思っています。






最後に。





日本代表に1度もなれていない人間の情報ですが、






私の発信した情報を基に、それを改良させ、






さらなる良質な情報・技術に昇華させてほしいと思います。






今後とも、どうかよろしくお願いいたします。






ありがとうございました。

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競歩のルールの「本質」を理解する

  • 2017.04.28 Friday
  • 21:46

JUGEMテーマ:競歩.ウォーキング.など

 

 

競歩では、同じ学校、同じ都道府県に強い選手が一人いると、






「周りも強くなる」






という現象が起こります。(特に高校生)






これには理由があります。






それは、その強い選手が基準になる、ということです。






競歩をはじめたばかりの選手は、






どこからどこまでが競歩の






「歩く」






という定義になるのか分かりません。






すると、競歩のルールである、






○ベント・ニー(接地してから地面と垂直になるまで膝が伸びていないといけない)






○ロス・オブ・コンタクト(片足のどちらかが、地面に接地していなければならない)






の2つのルールに忠実に縛られた歩き方になります。






しかし、強い選手はこのルールを上手く守り、






上手く抜け出しています。






ここには「ヒューマンアイ(人の目視)のみの判定」






であることに抜け道があるからです。






要は、審判が見ているポイント(判定基準)さえおさえておけば、






失格から逃れられる、ということです。






一見、走っているように見えても、






違反をとられない選手は、大事なポイントをおさえています。






もし近くに全国トップクラス、もしくは5000mWが20分台〜21分前半クラスの選手がいるならば、よく観察してみてください。






なぜあの選手は速いのか、なぜ違反をとられないのか






という視点で分析してみてください。






次回は「審判が見ている主なポイント」について書きたいと思います。






ありがとうございました。

 

 

 

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