「歩型違反」はレースの速度に影響を与えるか?国際レベルの選手54人から分析した「警告と速度の相関」について。

  • 2020.02.11 Tuesday
  • 20:00

JUGEMテーマ:競歩.ウォーキング.など

 

 


こんばんは、山田です。
 


今日は「警告(レッドカード)はレースのラップタイムに影響するのか?」ということを調べたDanilo L. Alvesら(2018)の論文がなかなかおもしろかったのでご紹介します。

 


対象は、国際大会クラスの32人の男子選手と22人の女子選手の計54人で、5 km〜50 kmのロードレースからデータを抽出して分析した模様。

 


結果はというと、

 


・膝曲がりの警告はペースに悪影響を与えた。
 ・しかし、浮きの警告はペースに影響はなかった
 ・膝曲がりの警告は浮きの警告よりも遅いペースの時に与えられていた。

 


膝曲がりに関しては、「最も遅いラップ速度」と「最も早いラップ速度」に関連付けられていたようで、遅いペース(r = 0.440、p = 0.001)、速いペース(r = 0.201、p = 0.036)となっており、特に遅いペースの方が膝の警告と相関が強かったそう。

 


対照的に、浮きの警告は速度との相関は特にみられなかったみたいですね。



つまり、かなり遅いペースと高速ペースにおいてベントニーは起こりやすく、警告が出たらペースが落ちる(落とさざるを得ない)ため、ペース配分やレース展開には注意する必要がありそうです。



また、このような結果になった考察として、

 

高水準のアスリートは、レース開始時に余裕を持つため、疲労が軽減され、正しいテクニックの維持に繋がっている。
対照的に、低水準のアスリートは、高水準のアスリートに付いていくことを試みるため、オーバーペースになりがちだ。
レース開始時のハイペースは、早すぎる疲労と歩型違反に繋がる。
ゆえに、平均以下のアスリートは、レース序盤は疲労と警告の受信を減らすことが重要だ。


以上の結果と考察から「ベントニーを取られがちな選手が気を付けるべきポイント」をまとめると、

 


.ーバーペースにならない
 速すぎる選手についていかない
 8制レースのような明らかに遅いペースでは、前に出て自分のペースをつくる
 そ盤は「遅すぎず、速くないペース」で歩く
 ジ緘召枠莽で膝が曲がりやすくなるためペース配分は慎重に

 


とはいえ、本論文からも分かるように、確実にベントニーに関しては違反を取られない方が良さそうなので、「ベントニーの5大原因とその改善方法」などを参考に、できるかぎり早期の改善と克服をしたいところですね。

 

 

では本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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